【落日のパトス】最新刊8巻の発売日情報と各話のネタバレ

最近、真と会っていないアキの状況はというと、順調に仕事を進めているだけだった。

しかし、どこか物足りないと感じたアキは、不意にいつもの部屋へと足を運んでしまう。

誰もいない部屋で一人なつかしむアキの元へ、後ろから抱きつく人物がいた。

その人物は、かつてここで共に時間を過ごしていた人物で・・・。

真によりアキの初めての体験談を語らせることとなる。

他人に話す内容としては、かなり恥ずかしい内容ではあるが包み隠さずに語り続けていく。

その内容に真は反応し、何かの感情を胸に灯すのだが・・・？

アキとの一件以来、どうも体調が優れない真は風邪を引いてしまっていた。

その話を聞きつけたのか、アキは真の見舞いへとやってきて、部屋へと上がることを許可される。

アキは真たち夫婦の寝室に入り、興奮を隠しきれなかった。

そして、真の体調を気遣って看病を始めていくのだが・・・？

ついつい魔が指してしまったアキは、邪な心に支配されて真の身体をいじくり回す。

タオル越しに触る柔らく弾力のある身体に、アキは欲望を隠すことを忘れて好き勝手やり放題。

さすがに真も、その状態を許し続けるわけもなくて・・・。

アキに好き勝手やられっぱなしだった真だったのだが、改めて冷静にアキの言動を振り返る。

節々におかしな点を感じさせる言葉があり、真は1つの「疑惑」を感じ、ベランダへと足を運ぶ。

そして、アキが真の部屋を覗いたときのように、身を乗り出してアキの部屋を覗きはじめたとき。

そこには真にとって信じられない光景が飛び込んできたのだった。

漫画家にとって最大の試練である「徹夜」が終わりを告げる。

アキの部屋に集まり作業していたまさみは、自分の家へと足を向けて帰宅していた。

1日の疲れを癒やしている最中、まさみに思わぬ連絡が舞い込む。

それは連載枠に空きができたこと、ネームの修正いらずで連載に滑り込めること。

つまり、自分の作品を描いてみないかという誘いだった。

自立した漫画家になることが夢だったまさみの答えは、電話で内容を知った時点で1つしか存在しなかった。

新しいアシスタントとしてやってきたカズヒデを迎え、男3人の職場は大盛りあがり。

そして、まさみが懸念していたとおり、カズヒデの軽さが少しずつ職場で出始めていっていた。

その内容はアシスタント初日から、ミツアキに悪いことを吹き込み、アキの部屋へマッチングアプリで出会った女性を連れ込むなどの始末。

しかも、カズヒデの悪いクセはさらに加速していくこととなり・・・。