【ゴールデンゴールド】最新刊6巻の発売日情報と各話のネタバレ

学校からの帰り道、琉花は及川を見つけて、自転車のペダルをグイっと漕ぎ隣に並びます。

照れくさそうに、目もあわせないふたりですが、及川に借りた漫画の話をします。

話はあまり弾みませんが、今日は及川に壁を感じません。

及川にどこの高校を受けるか、一日何時間勉強いているのか聞かれます。

勉強の仕方まで尋ねられ、答えると及川は改めて自分も頑張らなくてはと琉花に伝えるのでした。

フクノカミの力により商売人としての心に火がついたばーちゃんは、ショッピングモールまで建ててしまっています。

流花の望みをかなえるため、アニメイトまで誘致すると言います。

もうアニメイトにこだわっていない流花は、ばーちゃんにもっと大事な相談があるから聞いてほしいと言います。

進路のことと聞き、ばーちゃんは仕事もキャンセルして流花の話を聞いてくれることになりました。

ニシを襲った島民はフクノカミに支配されていました。

海に沈んだニシを見捨てて、車は走り出します。

すると暗い海からぽっかりと何かが出現しました。

それは怪虫に乗ったフクノカミで、ニシを引きずりながら砂地に上がってきたのです。

そして息をしていないニシの背中をドンドンと跳ね、海水を吐き出させるのでした。

すごい勢いで跳ねるフクノカミを、息を吹き返したニシが苦し紛れに振り払うと・・・。

ますます寧島の夜は明るくなっています。

周りのお店を見回し、流花は一軒もシャッターが降りていなかった時が、昔もあったのかなと考えていました。

ばーちゃんの夢が形になったと思いながら歩いていると、チカにそんな恰好で寒くないかと声をかけられます。

チカは家族で食事に来ていました。

店がたくさん増えているので、いろいろ見に来ているのだと言います。

チカの父にばーちゃんがこんなにやり手だったのかと褒められ、たこ焼き屋さんには社長令嬢と呼ばれ、いたたまれなくて流花は逃げるようにその場から去りました。