【黒執事】最新刊29巻の発売日情報と各話のネタバレ

ファントファイヴの屋敷にやってきた叔父と叔母であるミッドフォード侯爵夫妻に、これまでの成り行きを説明するシエル。

初めは疑いを持って話を聞いているミッドフォード侯爵夫妻でしたが、シエルの話を聞き納得して屋敷を後にします。

そして本格的に真の当主としての仕事に取り掛かるシエルの前に、様々な現実がつきつけられます。

鉄道に乗り、荒野が広がるノース・ヨークシャーの駅へと到着したメイリンとランマオ。

メイリンは何かのメモを見ながら、駅に来るはずの迎えの馬車を探します。

すると小太りの男性から、声をかけられました。

2人は小太りの男性が運転する馬車に乗り、ヒースフィールド男爵の屋敷に向かいます。

屋敷の大きさに驚くメイリン。

メイリンとランは、屋敷の中で面接を受けることになりました。

いよいよメイリンのヒースフィールド家でメイドの仕事が始まります。

まずはジェーンと共に階段の手すり磨きをするメイリン。

メイリンは張り切って研磨剤を取り出そうとします。

しかしメイリンはさっそくドジっ子な一面を見せ、間違えて靴墨を開いていました。

焦ってメイリンを止めるジェーン。

ジェーンはメイリンに目が悪いのかと尋ねますが、メイリンは恥ずかしそうに否定しました。

視力の話からメイリンの眼鏡の話へと話題が変わります。

眼鏡は前のご主人様から貰ったことを話すメイリンは、とても和やかな雰囲気を醸し出していました。

ヒースフィールド家では朝からメイドたちが忙しなく身だしなみを整えています。

おしろいを借りる者や口紅を差すか悩む者、メイドたちは皆浮き足立っていました。

そんなメイドたちの姿を見てメイリンは圧倒されています。

何故メイドたちがおめかしをしているのかをジェーンから聞くメイリン。

男爵が帰ってきたからだとジェーンが話すと、メイリンは更に疑問符を浮かべます。

ジェーンは更に、ヒースフィールド家では新人メイドが前列で主人に挨拶をするという掟を打ち明けました。

男爵の部屋で中を覗いていると、何者かに後ろから口を塞がれたメイリン。

口を塞いだ人物はメイリンに静かにするよう諭します。

メイリンが顔を見ると、そこには先輩メイドのジェーンがいました。

驚いて小さく声を上げるメイリン。

ジェーンは口元に人差し指を当てながら、男爵の部屋からメイリンを遠ざけました。

待機室にてメイリンにホットドリンクを差し出すジェーン。

そしてジェーンは消灯時間を破ったメイリンを指導しました。